ソーシャル●●系サービスによくある勘違い
サービス開発中の僕が言うのもおこがましいですが、色々な方から受けた
アドバイスや他のチームのアイデアを聞いてきて、イケてないプランには
共通点があることが分かりました。
それは、「顧客(ユーザー)」に対する認識です。
(*普段は、顧客=お金を払う人、ユーザー=使う人と使い分けていますが、
ここでは同じ扱いにしています)
共通してるのは、ユーザーが集まる前提で考えていることです。
具体的なセリフは、
「みんなで使うから楽しいんです!」
「AさんがSNSに投稿して伝播していきます!」
・・・などです。このセリフを聞いたら要警戒です。
↓自分たちのサービスはこんな感じにドンドン広がる
と思い込んでいます。
以前、自分たちのサービスの新規性や差別性は「ひとりで楽しむのではなく、
みんなで楽しむことです」と自信を持って言っていた人がいました。
おいおい、ちょっと待てよ。ひとりで楽しくないサービスを誰が友達に
勧めるんですか?最初のひとりに刺さらなければ、拡散するわけない
じゃないですか?と思いました。
そして、こういうサービスに限ってビジネスモデルが広告モデルに
なっていることが多いですね。本当にそんなにユーザーが集まるの
ですか?そんなに儲かるのですか?というのを掘り下げた方がいい
と思います。
まとめると、自分たちに都合よく動いてくれるユーザーはいない
という事と広告で儲けますというのは思考停止ですよという事です。