mixiの位置情報系サービス「Pelo」を使ってみた
位置情報系サービス「pelo」についての所感です。
位置情報系のサービスは来る来ると言われ久しいが、未だに
キラーコンテンツといえるものはありません。
僕自身、位置情報系サービスの開発に関わっていたので分かるのですが、
位置情報系サービスがいまいち流行らない理由は、チェックインのハードル
の高さです。つまり一部のアーリーアダプター層を除けば、自分が今いる
場所を他人に知らせることに価値を見出せないからです。どうやってチェックイン
してもらうかが位置情報系サービスの肝になるので、バッジを用意したり、
ポイントを付与したりするのです。
では、peloのチェックインを誘発する仕掛けは何か。下記の3つです。
・友達に知らせる
・PETに合える(犬)
・クーポンがもらえる
■よいところ
・freeボタン
-暇な時、誰かに絡んで欲しい時このボタンを押すと1時間だけフラグが立ちアピールできる
・移動距離がわかる
・どこでもにチェックインできる
スポットに今いる場所の情報がない場合、新たに登録しなくてもチェックイン
することができる。
■所感
MAPを使ったインターフェイスでとてもシンプルなところは
交換が持てます。やはり、コミュニケーションサービスは
機能よりも誰が使っているかのか、そこに友達がいるのかが
重要なのでユーザーが増えないと面白くないですね。
ペットがいることはいますが、育成ゲームには程遠く、中途半端な
印象です。
僕の提案は思い切って出会い系サービスにしてしまえばいいと
思います。今いる場所もわかるし、Freeフラグを立てられたり
するのでEyeland みたいにしたらいいんじゃないかと。
まぁ、イノベーションのジレンマでmixiくらい大きな会社になると
あからさまに出会い系というのは難しいでしょうけど。
いずれにしろ、位置情報系サービスはビジネスモデルが広告
一辺倒になりがちで難しいですね。